【前編】超ド田舎のクソ膿家に空気夫とウトメと同居して六年。実家へ帰ることができたのは二回だけ。でもこの夏、何故かどうしても実家に帰りたくなった私は思い切って…
740 :1/3:2010/08/10(火) 20:21:50 0 覚えて下さっている方がいらっしゃるかどうかわかりませんが…
夕日に照らされて黄金に輝くバスに乗り、クソのつくド田舎から逃げた嫁です。
ようやく落ち着いたなと思えるようになったので、その後のことなど報告させて下さい。
実家に戻り、クソウトに暴言を吐いてからしばらくは表面上おだやかでした。
が、義実家とその周辺では「嫁が跡取りをさらって逃げた」と大騒ぎだった様子。
(といってもウトメがあちこちにないことないこと触れ回り、暇なご近所がのっかっただけ)
夫から「嫁子も息子たちも元気か」「すまない」と電話があったのは一ヶ月後でした。
そして季節が変わる頃、実家に分厚い封書が届き、開封したところ中から便箋10枚…
「嫁子は人さらい、跡取り(特に長男)を連れ去った罪は重い、どこの馬の骨かわからない女を
今までどれだけ尽くし面倒をみてきたか全くわかっていない、それを許して囲う両親もバカ野郎だ、
これを読んだら即刻長男を○○に戻し、嫁子には謝罪と今後の介護と家業の全てを命ずる、
○○(集落)の人間には全て暴露してあるから日本中に逃げる場所はないと思え」
といった旨の内容がカタカナと方言混じりのクソウトの字で書かれていました。
おまけに、もともと私にはないはずの「ウト名義の土地田畑家屋全てを相続する権利(?)」
を放棄する内容の誓約書まで同封されていました。「甲」が「申」でした。 741 :2/3:2010/08/10(火) 20:22:29 0 集落にいた頃の私ならきっと震え上がって戻っていたことでしょう。
しかし実家でごくごく普通の生活を送っているうち、体も心も正常になっていたようで
真ん中から派手に破ってゴミ箱へ捨てることができました。
少し話はズレますが、実は長男に発達障害があることがやっとわかりました。
というのは、私はおかしいと気付いていたのですが、あそこでは為す術がなかったのです。
本屋も、病院も、子どもも友人もなく、NHKの番組だけが頼りでした。新聞をチェックして
ウトメと夫が作業に出ている間の家事、その合間、15分の番組を食い入るようにみていました。
誰が入ってくるかわからないのでいつもは締めない玄関の鍵をしめ、障子をしめて、音量を小さくして…。
(「○○の嫁がテレビをみていた」→「○○の嫁は家事をしないボンクラ」→ウトメの説教になる)
ここではしかるべき機関があり、知識も理解もある人がたくさんいて、本もたくさん買えます。
市の療育センターで面談とテストを受けて診断をいただき、入学先では通常級で頑張っています。
もしあそこにいたままだったら…ウトメが知ったら発達障害が何であるかもわからないまま、
知ろうともしないまま、全てを私のせいされ、周りの人間は憶測でものを言いふらすのが
目に見えるようにわかります。長男のためにも、逃げてきてよかったと心から思っています。
あのド田舎生活でひとつだけ良かったことは、息子たちの足腰が強く育ったことでしょうか。
あらゆる天候のなか毎日往復4~5キロの散歩は、都会ではそうできるものではありません。
交通事故や犯罪の心配をせず、大自然の中をただ歩き続けながら季節を感じられたことは
息子たちにとって素晴らしい経験だったのではないかと思っています。
742 : :2010/08/10(火) 20:23:21 0そして影の薄い夫ですが、まだ離婚はしていません。今までに四度、単身でこちらへやってきました。
はじめのうちこそウトメの影響を受けて「帰ってこれないのか」などと斜め上発言をしていましたが
会うたびにハツラツと健康になっていく私自身を目の当たりにして徐々に変わっていきました。
自分で言うのもなんですが十歳は若返ったと思うのです(といっても実年齢相応に戻っただけです)。
「ウトメ」「育った環境」「代々の土地」「跡取り」という思い込み、しがらみから脱出するのには
まだまだ時間がかかるとは思います。小さな頃からの刷り込みは本当にすごいものですから。
でも三度目の訪問時、バッグからのぞいていたのは現代農業について特集された起業誌でした。
それが何を意味するのか、今の私には想像することしかできません。
穏やかで静かな夫がその胸の内を私に明かしてくれるまで、待っていようと思っています。
それでは。
743 :名無しさん@HOME:2010/08/10(火) 20:33:51 0 覚えてますよ~。
レス見るだけでも、ものっすごくいいカンジになってると思う。
乙でした。
旦那が精神的に親離れできますように。
746 :名無しさん@HOME:2010/08/10(火) 22:32:37 0 黄金のバスさん。
よかった、無事に元気でやってるんだ。
気になってたんだ、よかったよかった。
長男くんのためにも逃げ出して何よりだったね。
また愚痴を吐きたくなったりしたら、どうぞ。
いつもこのスレをチェックしてるよ。
747 :名無しさん@HOME:2010/08/10(火) 22:39:09 0 乙。本っっっ当に乙です。
家の子も軽度だけど発達障害だから、お子さんの診断がちゃんと下された事の
安堵が良く分かります。
本当に周囲の無理解が子供をダメにしちゃいますからね。
受け入れるのも大変だったと思いますが、お子さんたちと共にこれからもっともっと
幸せになって下さい。
つか、そうなるように「申」ウトを呪っておくw
756 :名無しさん@HOME:2010/08/10(火) 23:48:38 0 旦那変われるのかな?
何年も自分の嫁がろくにご飯も食べられず虐げられても
スルー出来た男なんでしょ?
変わったと思っても何かあるとあっさり元に戻りそうだ
757 :名無しさん@HOME:2010/08/11(水) 00:11:30 O 旦那にとっては特になんてことないのかもね。
人生を取り戻せて良かったです。
758 :名無しさん@HOME:2010/08/11(水) 00:17:13 0 黄金バスさんの脱出前の生活スゲ~。
昭和?戦中なのか?って感じ。
それにしてもダンナ、なんちゅう存在感のなさ。
一体、どんなきっかけで知り合ったのか気になるわ。
なんも分からない若い娘をかっさらった印象。
759 :名無しさん@HOME:2010/08/11(水) 00:23:10 0 隔離遮断された空間にいると、そんなもんよ
760 :名無しさん@HOME:2010/08/11(水) 00:33:26 0 それ、本当に現代の日本の話???
ちうごくや、東南アジアの貧しい農村みたいで
信じられないんだが…
本当だとしたら、簡単に地域教えてほしい
言葉遣いから察すると、多分西日本だとは思うけど
761 :名無しさん@HOME:2010/08/11(水) 00:44:18 0 >>760
西日本じゃなくても、いまだに昭和30年代から時間が止まったような生活をしている膿家は
日本各地に点在していますよ…
766 :名無しさん@HOME:2010/08/11(水) 00:53:04 0 弁当を担ぎ、子を連れて何キロもの道のりを
歩いて農作業中の夫に届けるところなどは・・・
もはや中国映画の世界。それも80年代のやつ。
それにしてもろくに食べ物を分けてもらえないなんて
ひどすぎる。この夫、結婚する資格がないと思うわ。
772 :名無しさん@HOME:2010/08/11(水) 02:08:56 0 膿家って、農業だけで一家が食べてけるんだろうね
だから息子は当然跡を取り、嫁は農作業をする自分たちに仕える奴隷
働かざるもの食うべからず、農作業をしない嫁(稼がない嫁)は人間扱いされない
跡取りさえ産めばいいってことか
義実家もド田舎の農村地だけど、農業だけじゃ食べていけないから
純粋な農家の跡取り息子って少ないし、子が県外に出てるとこの方が多い
年寄りがほそぼそと農業をやってるって感じだ
その違いが膿家を作るのかも、となんとなく思った
なにはともあれ、黄金バスさんが人間らしく暮らせてて良かった
787 :名無しさん@HOME:2010/08/11(水) 10:56:15 0 バスの方元気そうでなによりです
まとめでレスを拝見してボロ泣きし、ずっと覚えていたのでその後が分かっただけで嬉しい
旦那さんに対しては、離婚復縁どちらにしても慎重に進めてください
時間がかかっても、あなたとお子さんが幸せになれる環境を作ってくださいね
黄金バスさんは膿家育ちの旦那とどうやって知り合ったのかも不思議
夕日に照らされて黄金に輝くバスに乗り、クソのつくド田舎から逃げた嫁です。
ようやく落ち着いたなと思えるようになったので、その後のことなど報告させて下さい。
実家に戻り、クソウトに暴言を吐いてからしばらくは表面上おだやかでした。
が、義実家とその周辺では「嫁が跡取りをさらって逃げた」と大騒ぎだった様子。
(といってもウトメがあちこちにないことないこと触れ回り、暇なご近所がのっかっただけ)
夫から「嫁子も息子たちも元気か」「すまない」と電話があったのは一ヶ月後でした。
そして季節が変わる頃、実家に分厚い封書が届き、開封したところ中から便箋10枚…
「嫁子は人さらい、跡取り(特に長男)を連れ去った罪は重い、どこの馬の骨かわからない女を
今までどれだけ尽くし面倒をみてきたか全くわかっていない、それを許して囲う両親もバカ野郎だ、
これを読んだら即刻長男を○○に戻し、嫁子には謝罪と今後の介護と家業の全てを命ずる、
○○(集落)の人間には全て暴露してあるから日本中に逃げる場所はないと思え」
といった旨の内容がカタカナと方言混じりのクソウトの字で書かれていました。
おまけに、もともと私にはないはずの「ウト名義の土地田畑家屋全てを相続する権利(?)」
を放棄する内容の誓約書まで同封されていました。「甲」が「申」でした。
しかし実家でごくごく普通の生活を送っているうち、体も心も正常になっていたようで
真ん中から派手に破ってゴミ箱へ捨てることができました。
少し話はズレますが、実は長男に発達障害があることがやっとわかりました。
というのは、私はおかしいと気付いていたのですが、あそこでは為す術がなかったのです。
本屋も、病院も、子どもも友人もなく、NHKの番組だけが頼りでした。新聞をチェックして
ウトメと夫が作業に出ている間の家事、その合間、15分の番組を食い入るようにみていました。
誰が入ってくるかわからないのでいつもは締めない玄関の鍵をしめ、障子をしめて、音量を小さくして…。
(「○○の嫁がテレビをみていた」→「○○の嫁は家事をしないボンクラ」→ウトメの説教になる)
ここではしかるべき機関があり、知識も理解もある人がたくさんいて、本もたくさん買えます。
市の療育センターで面談とテストを受けて診断をいただき、入学先では通常級で頑張っています。
もしあそこにいたままだったら…ウトメが知ったら発達障害が何であるかもわからないまま、
知ろうともしないまま、全てを私のせいされ、周りの人間は憶測でものを言いふらすのが
目に見えるようにわかります。長男のためにも、逃げてきてよかったと心から思っています。
あのド田舎生活でひとつだけ良かったことは、息子たちの足腰が強く育ったことでしょうか。
あらゆる天候のなか毎日往復4~5キロの散歩は、都会ではそうできるものではありません。
交通事故や犯罪の心配をせず、大自然の中をただ歩き続けながら季節を感じられたことは
息子たちにとって素晴らしい経験だったのではないかと思っています。
はじめのうちこそウトメの影響を受けて「帰ってこれないのか」などと斜め上発言をしていましたが
会うたびにハツラツと健康になっていく私自身を目の当たりにして徐々に変わっていきました。
自分で言うのもなんですが十歳は若返ったと思うのです(といっても実年齢相応に戻っただけです)。
「ウトメ」「育った環境」「代々の土地」「跡取り」という思い込み、しがらみから脱出するのには
まだまだ時間がかかるとは思います。小さな頃からの刷り込みは本当にすごいものですから。
でも三度目の訪問時、バッグからのぞいていたのは現代農業について特集された起業誌でした。
それが何を意味するのか、今の私には想像することしかできません。
穏やかで静かな夫がその胸の内を私に明かしてくれるまで、待っていようと思っています。
それでは。
レス見るだけでも、ものっすごくいいカンジになってると思う。
乙でした。
旦那が精神的に親離れできますように。
よかった、無事に元気でやってるんだ。
気になってたんだ、よかったよかった。
長男くんのためにも逃げ出して何よりだったね。
また愚痴を吐きたくなったりしたら、どうぞ。
いつもこのスレをチェックしてるよ。
家の子も軽度だけど発達障害だから、お子さんの診断がちゃんと下された事の
安堵が良く分かります。
本当に周囲の無理解が子供をダメにしちゃいますからね。
受け入れるのも大変だったと思いますが、お子さんたちと共にこれからもっともっと
幸せになって下さい。
つか、そうなるように「申」ウトを呪っておくw
何年も自分の嫁がろくにご飯も食べられず虐げられても
スルー出来た男なんでしょ?
変わったと思っても何かあるとあっさり元に戻りそうだ
人生を取り戻せて良かったです。
昭和?戦中なのか?って感じ。
それにしてもダンナ、なんちゅう存在感のなさ。
一体、どんなきっかけで知り合ったのか気になるわ。
なんも分からない若い娘をかっさらった印象。
ちうごくや、東南アジアの貧しい農村みたいで
信じられないんだが…
本当だとしたら、簡単に地域教えてほしい
言葉遣いから察すると、多分西日本だとは思うけど
西日本じゃなくても、いまだに昭和30年代から時間が止まったような生活をしている膿家は
日本各地に点在していますよ…
歩いて農作業中の夫に届けるところなどは・・・
もはや中国映画の世界。それも80年代のやつ。
それにしてもろくに食べ物を分けてもらえないなんて
ひどすぎる。この夫、結婚する資格がないと思うわ。
だから息子は当然跡を取り、嫁は農作業をする自分たちに仕える奴隷
働かざるもの食うべからず、農作業をしない嫁(稼がない嫁)は人間扱いされない
跡取りさえ産めばいいってことか
義実家もド田舎の農村地だけど、農業だけじゃ食べていけないから
純粋な農家の跡取り息子って少ないし、子が県外に出てるとこの方が多い
年寄りがほそぼそと農業をやってるって感じだ
その違いが膿家を作るのかも、となんとなく思った
なにはともあれ、黄金バスさんが人間らしく暮らせてて良かった
まとめでレスを拝見してボロ泣きし、ずっと覚えていたのでその後が分かっただけで嬉しい
旦那さんに対しては、離婚復縁どちらにしても慎重に進めてください
時間がかかっても、あなたとお子さんが幸せになれる環境を作ってくださいね
黄金バスさんは膿家育ちの旦那とどうやって知り合ったのかも不思議
引用元:
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コメント
コメント一覧 (3)
kizyotown
がしました
現代農業がどうのこうのの本なんてあっても現状打開にあまり関係無い気がするんだけど…
だって義両親と別居をしてくれたとしても農地があるから近所なのでは?
お金があって別の土地買って農業やれるなら良いけど
kizyotown
がしました
今皆さんどうされてるかな・・・気になります
kizyotown
がしました
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